安城サッカースクールコーチの独り言 子どもがサッカーをやめると言ったらダメですか?

指導者あるあるだと思いますが、日本の育成システムは、小学校→中学校→高校→大学と学校が変わるごとに指導者が変わります。今回はこのシステムから起こった事例をお話します。

 

小学校→中学校までサッカーが大好きで大好きで育ったサッカー少年がいました。そんな、わが子を見ていて、親も息子に期待していました。大好きなサッカーをするわが子を応援したい。それはごく自然なことだと思います。そこまで、自分で考えてするサッカーを実践しているクラブで育ってきた少年です。

 

しかし、悲劇はこの次のカテゴリーで起こりました。

 

サッカー少年の多くは、高校を選ぶ時に、強い高校を考える子が多いと思います。しかし、彼には、究極的に合っていない高校だったのです。

 

何が?

 

それは、監督の指示通りに動くことを強制されるサッカーだったからです。

 

今まで培ってきた、自ら考えるサッカー。それが完全に否定され、ついに彼は、高校でのサッカーをやめました。

 

これは、私が知る限り少なくないサッカーの話です。

 

そして、中学校や小学生のクラブでも少なからずある話です。

 

さて、あなたはどうしますか?

 

何をクラブに求めますか?

 

そして、わが子にどう育ってほしいですか?

 

私は、トップの選手やU18の選手、中学生の選手をみながら、今のスクール生の今を逆算するようにしています。

 

そして、彼らには、ミスを恐れない子どもになってほしいと思っています。

 

だって、チャレンジしなければミスは起きないです。

 

だから、チャレンジを促します。

 

上のカテゴリーに上がれば上がるほど、求められるものは個です。これは、社会に出てからも同じです。

 

そこの年齢に至るまでに、どれだけミスを経験させられるか。

 

そこにいくまでに、どこまで本気で喜びとくやしさを感じる経験を積ませられるか。

 

子どものときに感じた気持ちは、大人になっても忘れないものです。

 

子どものうちは、大会で優勝したとしても育成の途中。

 

ゴールではない。

 

その上で今の彼らに必要なものを指導したい。

 

保護者は最大の理解者であってほしい。

 

切にそう願う。そんな話を聞きながら、考えていました。

 

[JOANサッカースクール]

愛知県安城市のサッカースクールです。

篠目公園などで活動しています。

知立市にも近く、知立市からきてくれる方も見えます。

愛知県フットサルリーグに所属するFCJOANのアカデミーです。

プロよりもサッカーが好きなコーチ陣が、サッカーを通じた遊びを時間みっちり行います。

【お問い合わせ】

JOANスポーツクラブ

 

HP https://www.joansportsclub.com/