昨日の記事の続きになりますが、
「まったく言うことを聞かない子」というのは、1つの見え方にすぎません。
同じ子どもでも、「とてもいいことをしてくれる子」「やさしい子」「うそをつく子」‥
いろいろな子になります。
関わる人や状況によって使い分けていたり、成長の過程で自分の気持ちをコントロールするために意地をはっていたりするのです。
では、どうやったら自分の前でいい姿を見せてくれるのか。
こんなことがありました。
集団の中で、何かまじめにやろうとしない女子小学生。
「はぁ~?」「そんなのやりたくない」「なんでや?なんでやらんといかんの?」
と、よくありがちな反抗期という女子でした。
しかし、彼女はお願いされることが大好きな子でした。
そうじで、汚れを見つけてもやりたがる子はそうはいません。
しかし、彼女は他の誰よりも一生けん命にやるのです。
そして、そのときの表情がこちらが何も言わなくても笑顔にあふれ、やりがいを感じ、達成感を感じているのです。
ここがポイントです!
ここであなたならなんて声がけしますか?
そして、これからどうやって関わっていきますか?
同じ子どもでもいろいろな見方ができますが、こちらからいい表情を引き出すことを増やすことは可能です。
私は、この事例の時。
彼女にどんどん仕事をふり、とことん任せることにしました。
ただ、注意しないといけないのは、私自身一緒にやること。そして、その場面で出るよさをその都度、ほめてあげる。
それが、このときは大切でした。
全ての子に通じることではありませんが、ひとつの参考にはなると思います。
子どもは大人をみています。
言葉だけでは、見破られます。
それは、私たち大人が、子どもから大人になるときに同じように通ってきた成長過程なのかもしれません。
子どもの気持ちを考えながら、今日もスクールを楽しみたいと思います♪
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