環境の選び方

 素晴らしい設備

 

 素晴らしい指導者

 

 素晴らしい仲間

 

 がある環境は、たしかに素晴らしい。

 

 しかし、それが、ご自分のお子様にとって最適化どうかは=ではない。

 

 一番の最適解は、子どもの今の実態を把握し、その力を最大限に引き出してくれる環境だと思う。

 

 私は、教員をしていた時の学年主任の先生の姿が今でも忘れられない。

 

 その先生は、マーチングバンドの神様的な先生だった。

 

 もちろん、先生としてもどれだけ学ばせていただき、寄り添っていただき、ご指導を背中で観させていただいたか分からない。

 

 そんな先生が、「マーチングは、衣装とかパフォーマンスではなく、本質で指導」というのを体現され、全国常連のクラブをどの学校にいかれても築きつづけられていた。

 

 私の指導や経営・生き方の一つの指針にさせていただいている考え方にもなった。

 

 世の中には、200人とか1000人育てたとか、プロを育てたとか、実績でご自身を見せる見せ方もある。

 

 たしかに、素晴らしいことである。

 

 でも、どんなことでも一番大切な部分は、「人」じゃないかと思う。

 

 その子どもが、どのような人になるかが、大切で、その子どものもっている本質的な可能性を自ら引き出し、優しさや思いやりの塊のような人が育ちまくる。そんな愛のある社会の力になるような人が育ってくれたら、と最近は想う。